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長野電鉄屋代線 廃線跡調査  (/////)
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大室駅〜金井山駅
大室〜金井山の有名スポットといえば、やはり「離山隧道」。
航空写真で見るとこの位置にポツンと山があり、「離山」という名が付いているのもうなずけます。

屋代線はここを短いトンネルで抜け、高低差から屋代方は築堤になっていました。ここは臨時列車が走るたび撮影者の集まるスポットでした。

2012.5.4撮影
上の写真と同じ位置から遠景で。

この時点でも現役時代とは変わらず、トンネルの坑口に立ち入り禁止のロープが張られているのが見えるくらいでした。


2012.5.4撮影
築堤区間には用水路と歩道を跨ぐ小さな橋梁も。石積みの橋台が歴史を感じさせます。

ガーダーが錆びていますが、これは現役時代から変わらず(笑

2012.5.4撮影
ガーダーには「第1島尻橋梁」の名と「昭和46年10月塗装」の文字が。
40年強も再塗装されず廃止を迎えたことになります。

銘板は見つからず架橋年月までは分からなかったのは残念ですが…「河東線」の歴史を見つめてきた橋梁とも言えそうです。

2012.5.4撮影


金井山駅
国道脇をてくてく歩いて金井山駅に到着。

特に封鎖されている様子もなく、ホームに入ってみました。

「屋代行乗車口」表示やワンマンミラーも残され、まったくといっていいほど現役時代と変わらず。

2012.5.4撮影
須坂方も同様で、駅名標以外の看板類は完璧に残っていました。

正面に立っている「立入禁止」看板はホームの木造部分が腐りきってしまっているためで、現役時代から変わらず、です。

2012.5.4撮影
待合室には廃止を知らせる張り紙がそのまま残っていました。

A4サイズの紙にマジックで、というのが少し寂しいですね。訪れる人もいないでしょうから、コストをかける必要もないのでしょうけど。


2012.5.4撮影



(/////)
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