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国鉄 特急型気動車キハ183系184形
1ページ目の続きです。1ページ目はこちら。
屋根上の作業後、側板の加工に入ります。
まずは、機械室があるのとは反対側、通路側の側面の加工をします。
ドア側二つの窓はそのまま活用できるのでそのままに。車体に引いた黒い線の間をばっさりと切除します。
ただし、ばっさりと切除するだけではなく、小窓の右端を1〜2mm程度残して窓群を切除した後、黒い線までルーバーと共に側面も切除します。
はい、切除完了。。
窓と同時に車体のルーバーも切り出します。この時点で側面の強度は相当落ちているので要注意。
したのクリーム色のルーバーは旧製品のキハ182形から切り取ってきました。

瞬間接着剤を盛って継ぎ目をなくします。雨どいがなくならないように注意しましょう。
多少は雨どいと一体化してしまうので、ヤスリ等を活用して雨どいを削りだします。
※同様の手法で一部誤って削ってしまった雨どいを復活させることも可能です。
今度は機械室側の側面の加工です。
まぁやることはさっきと基本的には一緒です。
さぁ、黒い線の間を思い切って切除してしまいましょう。
ここでも、小窓の脇を1〜2mm程度残して車体側面と分離します。その後、壁の部分と窓群の部分を入れ替えます(この状態が写真の状態)
最初に窓群をはめ直してしまいましょう。
その後、余った壁はとっておき、先に機械室のルーバーを設置してしまいます。
上は旧製品のキハ184形。これの大きさにあわせ、キハ181形のルーバーを加工しました。結果としては幅がちょっとオーバーに…orz
残ったドア側の窓を切除し、ルーバーを埋めます。
写真の状態よりも、もうちょっと気持ち下側につけた方が良かったですね。
のこった穴は残しておいた壁部分とプラ板を使用して埋めます。
ルーバーのモールドを瞬間接着剤で埋めないように注意。
サーフェイサーを吹いてヤスリで削る、という行為を繰り返し、つなぎ目を消します。プラキット同様車体の傷を消すここが一番重要です。
床下はキハ183形のものを使用します。
旧製品のキハ183形を廃車にし、床下機器をキハ182形の床下に移植。台車周りだけ新製品(2006年に発売されたものではなく)です。
はい、ここからはどんどん行きますよ。
GM塗料の赤色2号を吹きます。
一度黒を少し混ぜて吹いてみたのですが、ちょっと暗くなりすぎ。個人的には現役のまま調色しない方がしっくりきました。
1両だけ作ってもしょうがないので1編成10両をまとめて塗装。
次はマスキングしてクリーム色です。

なんで赤が先なのかって?キハ183形のヒゲの事を考えるとその方がいい気がしましたし、結果その方が楽でした。
はい、最後の方かなりすっとばしたけどこれにてキハ184−1完成〜!!
今回は多少ウェザリングなどを。排気管周りにエアブラシで煤をつけただけですが、これだけで大分違って見えますよ。左が製品で右が自作。色合い的にもとりあえず満足の行く車両になりました。
まぁ、次があればもうちょっと綺麗に作れるかな、という気はしますね。

原材料:キハ182/キハ183(床下機器)/キハ181(機械室ルーバー・ラジエーター)/プラ板/サーフェイサー(白)/GM塗料(赤色2号・クリーム色)

以上の材料を使用しました。
感想などお待ちしています!!
また、こんな写真はないのか、ここの部分はどうやって作ったのか、などのご質問がありましたら、お気軽にお尋ね下さい。可能な限りお答えしたいと思います。

07/3/3