実車について
8500系は、8000系の6次車として1975年から製造が開始され、計400両が製造され、主に田園都市線で活躍している。(2007年3月現在)
そのうちの8638F〜8641Fは、もともと大井町線の予備車を兼ねるため、5両×2本で10両編成を組んでいた。しばらくしてこの4本は貫通幌と営団ATCを撤去した上で大井町線専用車両とされた。さらに、2006年3月から田園都市線直通急行(大井町線内は各停)が運転されていることから、田園都市線内での誤乗を避けるため、前面帯が赤帯から暖色系のグラデーション帯に変更された上、大井町線車両であることを示すステッカーが側扉脇に貼られた。行き先表示類は、最終的に側面・正面ともにLED化されている。
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