実車 クモハ12052
12形電車は山手線増結用のため、31形電車がが昭和25年度に9両改造された車両である。昭和32年にはその追加改造が行われた。この一連の改造で生まれたのが12形各番代である。クモハ12052は昭和34年に改造されたグループの1両で、最初から鶴見線に配置された。増結用の必要がなくなったため4両が廃車されたが、クモハ12052と053は最後まで残る。平成8年に鶴見線武蔵白石駅構内の配線が改良されて103系3連が通過できるようになったため、休車となる。現在はこの103系も見ることが出来なくなり、山手線を引退した205系の改造車3連が走っている。 |