実車
キハ110は老朽化したキハ58系気動車などの置き換えを目的にJR東日本が開発した車両である。比較的輸送量の多い線区向けとしてキハ100系の16mから20mに車体が延長されている。1990年に先行車が登場し、1995年まで増備が進められた。密着連結器や電機式連結器、電気指令式ブレーキなどが装備され、他形式との併結は考えられていない。そのため、投入された線区の気動車は全てこの形式に置き換えられるようだ。釜線・山田線・磐越東線・磐越西線・水郡線・小海線・陸羽東線・陸羽西線・飯山線・八高線(高麗川〜高崎)などで活躍する姿を見ることが出来る。
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