実車
北海道ちほく高原鉄道銀河線は旧国鉄池北線が第三セクターに転換されて1989年3月に誕生した路線である。この時に新製配備されたのがこのCR70形ディーゼルカーとCR75形ディーゼルカーである。当初は製造が間に合わずJR北海道からキハ22を借り入れて運用をこなしていたが、12両全車がそろった事で返却されている。CR75型はCR70型に自動販売機を設置したために重量が増加したため形式が分けられた車両のため車両性能は全く変わっていない。また、JR北海道のキハ130形と酷似しているがJRから譲渡された車両ではなく、新製配備された車両である。平成12年に輸送人員の減少によりすでに2両が廃車となった。
全12両のうちCR75−2・3が松本零士作の銀河鉄道999カラーに塗り替えられている。2006年4月20日の廃止により大半が廃車となった。999カラーを含む数両が陸別町内で保存されるそうである。 |