実車 201系
201系は昭和54年に省エネ電車として国鉄の期待を背負って登場する。サイリスタチョッパ制御や回生ブレーキを搭載し、前面も正面窓周りが黒くなるなど、今までの「国電」とは一味も二味も違った車両だった。昭和56年には量産車が登場。101系置き換えを目的に中央線へ投入される。その後、中央総武緩行線と東海道本線山陽緩行線にも投入されるが、中央総武緩行線ではE231系の増備が進み、現在では見られなくなっている。中央線では10両固定編成と6両+4両の分割編成があり、青梅線や五日市線への直通運転や高尾以西の大月までの運転、富士急行への乗り入れが行われている。 |